シクリカルシラバス
DIRECT ENGLISH の全レベルは、英語教材制作の権威であるLouis Alexanderが開発したテキストです。その経験と実績に基づき、総合的な英語学習教材として開発されたDIRECT ENGLISH の大きな特徴はそのシラバスにあります。
DIRECT ENGLISH はシクリカルシラバスと言う極めて特徴的な構成で作られています。DIRECT ENGLISH レベル1からレベル8の各レベルは、9ユニットから出来ており、各ユニットは3レッスンから出来ています。合計27レッスンからなる一つのレベルで、9つの重要項目を学んでいきます。
外国語学習では数多くの事柄を学ぶ必要があり、その一つ一つがそれぞれ密接に関係しています。1回の学習で完全に習得する事は非常に難しい事です。そのため、27レッスンで9つの重要項目を3回繰り返すことで無理なく習得できるように構成されているのが、シクリカルシラバスの特徴です。
更にこの9つのポイントは、初級レベル(レベル1からレベル3)、中級レベル(レベル4からレベル6)、上級レベル(レベル7、レベル8)で、共通の重要項目になるので、初級レベル、中級レベルではそれぞれ9回ずつ、上級レベルでは6回繰り返されます。
重要項目を違う状況や場面で繰り返し学習することで確実に習得できるシラバスになっています。
初級レベルのシラバス
DIRECT ENGLISH 初級レベル(レベル1からレベル3)は、Functionシラバスになります。初心者がコミュニケーション力を身につけるために、文法よりも実践力を重視した作りになっています。
日本の学校教育で文法中心に学んできた結果、あまり英語でコミュニケーションを取る事が出来ない日本人初心者には最適のシラバスです。
シクリカルシラバスにより、大切なポイントを繰り返し学ぶので、初心者でも無理なく、確実に習得できます。
中級レベルのシラバス
DIRECT ENGLISH 中級レベル(レベル4からレベル6)は、Grammar&Topicシラバスになります。初級レベルでは、コミュニケーション重視のFunctionシラバスでしたが、中級レベルでは、正確なコミュニケーション力を身につけるために文法を重視しています。
日本の学校教育で学ぶような難しい文法事項は、本来中級者・上級者にこそ必要な力になります。相手の言う事をより正確に理解し、自分で伝えたい事をより正確に伝えるために実践的な文法力を身につけていきます。
また日本人学習者は、ある一つのテーマに沿ってまとまった話をすることが苦手です。日本人中級学習者にとって、ディスカッションやスピーチ、ディベートは大きなハードルになっています。
DIRECT ENGLISH 中級レベル(レベル4からレベル6)では、身近なテーマで簡単なスピーチをするところから、より高度なテーマや簡単なディベートまで、少しずつ練習を積み重ねていきます。
上級レベルのシラバス
DIRECT ENGLISH 上級レベル(レベル7とレベル8)は、Vocabulary&Grammarシラバスになります。語学学習者にとってVocabularyは永遠のテーマです。特に上級者にとってVocabularyは最重要項目になります。単に語彙数を増やすだけでなく、語感を理解し、適切な使い方、語法を身につける事が必要になります。
また、中級レベル同様に、相手の言う事をより正確に理解し、自分で伝えたい事をより正確に伝えるために、より高度な文法力を身につけていきます。