Louis Alexander の記事の中に、”The basis of conversation” と言う記事があります。
Conversation, 所謂「会話」の中には4つの要素があることをご存知でしたか?
会話の輪の中に入る前に、4つのことが出来るようになっている必要があります。
- 理解する(聞く)
- 答える
- 尋ねる
- 伝える
すでにお話ししている、”Transaction”, “Interaction”, “Argument” に参加できるようになるためには、これら4つのスキルを伸ばす必要があります。もし相手の言っていることがほとんどわからないような状態であれば、会話に参加できないことはお分かりになりますよね?
「尋ねる」と「答える」と言うことは会話の中で最も一般的な特徴になります。「話す/伝える」と言う事は、自然な能力であり、会話の基本になります。これら4つのスキルは教わることができます。DIRECT ENGLISHではどのように教えられるのでしょうか?
Understanding
学習者は一番最初のレッスンからコース終了まで「聞く」と言うことをトレーニングします。各ビデオエピソードを見る前に二つの重要なステップがあります。
1. 場面設定の簡単な紹介があります。そのため、ビデオを見るときに「何が起こっているのか」を想像しながら時間を無駄にする事はありません。
2. リスニングのタスクが与えられます。何に注意を向けるのかを明確にするために、質問形式でタスクが与えられます。例えば、レベル3のUnit19Lesson1では、
状況:Heatherはラジオレポーターです。彼女はスコットという少年と話しています。 質問:Heatherは以前別の仕事をしていました。何をしていましたか?
この質問の答えを探すためにノーマルスピードのビデオを見ます。アメリカ英語のネイティブスピーカーが話すノーマルスピードの英語を聞き、理解することを訓練するのです。
Answering and asking
レベル1のテキストから、リーディングの練習があります。コースを通して質問を作り、答える練習をリーディングエクササイズを通して練習します。これにより、英語で使われる様々な疑問文の形に基づき、質問したり答えたりする練習を積みます。
もちろん、最初のうちは上手くできなくても問題ありません。質問の形式によりどのように答えるべきなのか、高い能力を身につけるまで繰り返し練習しますので安心してください。そしてまた、正しく流暢に質問するトレーニングを繰り返します。英語においては疑問文の作り方は非常に難しいので、時間をかけてじっくりと訓練していきます。
Saying
レベル1からレベル3の初級レベルでは、トレーンングは制限されており、短い文章で話す訓練を積みます。とは言え、時折かなり長く話す訓練を積みます。例えば、レベル2のUnit18 Lesson1では、次のような課題が課せられます。
・あなたの国で、よく知っている町や市に関して似たような会話を作りなさい。
レベル4に進む段階では、短いスピーチをする練習を多くこなし、様々なトピックに関して自由に話せるようになるためのシステマチックなトレーニングを続けます。
あるトピックに関して、特定のスピーカーの立場で話し、質問に答え、メモをとり、メモに基づきスピーチをする練習をします。このトレーニングにより、母語の影響を受けずに英語で考え、自然な英語で話すことができるようになります。
Louis Alexander による英語の原文もぜひお読みください。
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