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Direct English で学べる表現|Level 2 Unit 13 Lesson 3

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Direct English で学べる表現|Level 2 Unit 13 Lesson 3

英語を効果的に学ぶには、実際の会話やシチュエーションを想定した練習が重要です。今回ご紹介する『DIRECT ENGLISH』Unit 13 Lesson 3では、職場でよくあるコミュニケーションの悩みを解決する、実践的な英語表現について掘り下げていきます。私たちが日常で使う言葉は、教科書の中だけではなかなか学べませんよね。特に職場では、同僚や上司、取引先とのやり取りで、ビジネスシーン特有の表現やニュアンスが求められます。

このブログ記事では、ある職場のシーンを想定し、登場人物たちが実際に使っている英語フレーズを分析しながら、その意味や使い方を丁寧に解説していきます。さらに、各シーンで使える応用表現や、コミュニケーションを円滑にするためのコツもお伝えします。

この記事を読めば、あなたが直面している「英語でのコミュニケーション」という壁を乗り越え、自信を持って仕事に取り組めるようになるでしょう!

1. レッスン3の概要と登場人物

Lesson 3の舞台は、シェラトンホテル。以下の3人が登場します:

George は Sharon のために働くことに同意しましたが、Nina は認めていません。

Functions Manager
優秀なマネージャーで、シェラトンボストンではAnneの右腕。部下のGeorgeを暖かくして育てている。
Concierge
アメリカ南部出身のコンシェルジュ。気の利くコンシェルジュで、スタッフからの信頼も厚い。
Functions
Ninaの部下。真面目な正確だが、PCが苦手。Sharonに頼み事をされると、自分が忙しくても断れない。

2. Lesson 3で学べる英語フレーズ

Would you mind taking care of this for me?

意味:これを私のために処理してくれますか?
職場では、同僚にちょっとした頼みごとをすることがありますよね。そんな時、ストレートに「Do this!」と言うのではなく、丁寧な表現を使うことで、より円滑なコミュニケーションが可能になります。

「Would you mind…?」は「~していただけませんか?」という丁寧な依頼の表現で、相手に負担をかけないように、ソフトな印象を与えます。「taking care of this for me」は「これを私のために処理する」という意味です。

例文:
“Would you mind watching my bag for a moment?” (少しの間、私のバッグを見ていてくれませんか?)
“Would you mind helping me with my homework?” (私の宿題を手伝ってくれますか?)
“Would you mind closing the door?” (ドアを閉めてくれますか?)

I’ll do it as soon as I can.

意味: 「できるだけ早くやります。」
頼まれたことを快く引き受ける際、ただ「OK」と答えるだけでなく、相手を安心させる一言を付け加えることで、より好印象を与えられます。

このフレーズは、依頼されたことをできるだけ早く対応するという意思を伝える際に非常に便利です。「I’ll」は「I will」の短縮形で、「~するつもりだ」という未来形の表現です。「as soon as I can」は「できるだけ早く」という意味で、即時性を強調します。

例文:
“I’ll help you as soon as I can.” (できるだけ早く手伝います。)
“I’ll call you back as soon as I can.”(できるだけ早く折り返します。)
“I’ll finish the report as soon as I can.” (できるだけ早くレポートを終わらせます。)

She just wants me to help her occasionally.

意味: 「彼女は、ただ時々私に手伝って欲しいだけなんです。」
同僚や上司が、頻繁ではないが時々、あなたに仕事を頼んでくることはありませんか?その状況を説明する時、この表現は便利です。

「She just wants」は、「彼女はただ~を望んでいる」という意味で、現在の状況を説明しています。「me to help her」は、「私が彼女を手伝うことを」という目的語の不定詞です。そして「occasionally」は「時々」という意味の副詞です。

例文:
“They just want me to visit occasionally.” (彼らは、ただ時々私に訪問してほしいだけなんです。)
“He just wants me to call him occasionally.” (彼は、ただ時々私に電話して欲しいだけなんです。)”She just wants me to check her work occasionally.” (彼女は、ただ時々私の仕事をチェックして欲しいだけなんです。)

You did such a good job last time.

意味: 「前回は、とても良い仕事をしてくれました。」
誰かの仕事ぶりを褒めることは、モチベーションを高める上で非常に大切です。過去の功績を具体的に褒めることで、相手はより自信を持つことができるでしょう。

「You did」は「あなたはした」という過去形の表現です。「such a good job」は「とても良い仕事」という意味で、「such」は「とても」という強調の役割を果たします。そして「last time」は「前回」という意味の副詞句です。
例文:
“You did such a good job organizing the event.” (イベントの企画をとても良くやってくれましたね。)
“You did such a good job on your presentation.” (あなたのプレゼンテーションはとても良かったですよ。)
“You did such a good job cleaning the house.” (家の掃除をとても良くやってくれましたね。)

What was that all about?

意味: 「あれは一体何だったの?」
何か気になる出来事が起こった時、その状況を尋ねる際に使える便利な表現です。

「What was that」は「あれは何だったの?」という疑問文です。
「all about」は「全てに関する」という意味ですが、この場合は「それはどういうこと?」という意味になります。

例文:
“What was that argument all about?” (あの議論は何についてだったんですか?)
“What was that noise all about?” (あの音は何だったんですか?)
“What was that meeting all about?” (あの会議は何についてだったんですか?)

I need you one hundred percent in this office.

意味: 「このオフィスでは、あなたに100%の力を発揮してほしい。」
チームで仕事をする際、メンバーのフルコミットメントが必要な場面があります。その状況を伝える際、この表現は非常に効果的です。
「I need you」は「あなたが必要だ」という意味です。「one hundred percent」は「100%」という完全な集中や努力を示す表現で、強い期待を伝えます。そして「in this office」は「このオフィスで」という場所を表します。

例文:
“I need you one hundred percent focused.” (集中して、100%力を発揮してほしい。)
“I need you one hundred percent on this project.” (このプロジェクトでは、あなたに100%の力を発揮してほしい。)
“I need you one hundred percent during the meeting.” (会議中は、あなたに100%集中してほしい。)

But it won’t be easy coming up against her southern charm.

意味: 「でも、彼女の南部の魅力に立ち向かうのは簡単ではないでしょう。」
何か困難な状況に直面している時、その状況を説明し、理解を求める時にこの表現は役立ちます。

「But」は逆説の接続詞「しかし」です。「it won’t be easy」は「それは簡単ではないでしょう」という未来形の否定文です。「coming up against」は「対抗する」という意味の現在分詞です。そして「her southern charm」は「彼女の南部の魅力」という名詞句です。

例文:
“But it won’t be easy finding a solution.”(でも、解決策を見つけるのは簡単ではないでしょう。)
“But it won’t be easy finishing the project on time.” (でも、プロジェクトを時間通りに終わらせるのは簡単ではないでしょう。)
“But it won’t be easy convincing him to change his mind.” (でも、彼を説得して考えを変えさせるのは簡単ではないでしょう。)

まとめ:

今回の記事では、シェラトンボストンの登場人物たちの会話を通じて、職場でのコミュニケーションに役立つ英語フレーズを学びました。

これらの表現は、単に言葉を覚えるだけでなく、相手の気持ちを理解し、より円滑なコミュニケーションを築く上で非常に大切です。

今日学んだフレーズを、ぜひあなたの職場や日常で使ってみてください。少しずつでも、これらの表現を使うことで、英語でのコミュニケーションが楽しくなり、自信を持って会話ができるようになるはずです。

大切なのは、完璧な英語を話すことではなく、相手に伝えたいことを正確に伝え、コミュニケーションを楽しむことです。これからも、一緒に英語学習を楽しみましょう!

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